[2月13日 (木) ] 建築情報学ゲスト講演 17 ラッセル・ロヴァリッジ

russel

Digital Fabrication – The 3 Towers

Russell Loveridge

日時:2025年2月12日(木) 18:30~20:00 
会場:工学部11号館 1階 HASEKO KUMA HALL map
主催:池田靖史建築情報学研究室

過去10年間、デジタルファブリケーションの研究は、「前衛的」な研究から、学術界と産業界の両方に強く存在する定常的な開発分野へと進展してきた。本講演では、スイスの国立研究機構デジタルファブリケーション研究所を紹介し、高度に学際的な研究革新の歴史について述べ、建築、エンジニア、建設における次のテーマと研究の焦点について議論する。これらのポイントを説明するために、プレゼンテーションでは、アイデアからデジタルファブリケーションのプロトタイプを経て、産業界のパートナーとの実際のプロジェクトの開発まで、この研究の出現を実証する3つのタワープロジェクトに焦点を当てる。

ラッセル・ロヴァリッジ:スイス国立デジタルファブリケーション研究センター(NCCR)マネージング・ディレクター。土木工学と建築学を学び、トロントで専門職学位、チューリッヒ工科大学で建築のMASディプロマを取得。建設と建築の分野で専門的に働いてきたが、学問的な経験も豊富で、以前は建築生産研究所(LAPA)の研究ディレクターを務めていた。彼の研究は、先進的な製造方法、スマート素材、斬新な建設技術を研究しており、これらの新技術が持続可能なデザインのプロセスにどのような影響を与えるかについて特に関心を寄せている。 2014年の設立以来、ラッセルは120人以上の研究者、エンジニア、技術スタッフからなるNCCRの学際的なチームをコーディネートし、設計と建築の方法を変えることに焦点を当てた、世界で最も先進的な学際的研究コンソーシアムの1つの発展に貢献している。


入場無料 予約不要 講演は英語です なおオンライン視聴をご希望の方は下記にお問い合わせください。 
問い合わせ先: 建築情報学研究室 学術専門職員 ハージェイー・アラストゥー arastoo@arch1.t.u-tokyo.ac.jp