IASS 2016 若者のためのデザインコンペ
2020年の東京オリンピック開催が決まり、新国立競技場のコンペが2度も行われましたが、2回とも参加条件が厳しく限られたシニアの設計者しか参加できないものでした。しかし、新国立競技場の本当の出資者であり利用者は次世代を担う若者です。
そのため、このたびIASS2016※組織委員会は新国立競技場の実施設計コンペとは全く独立に、21世紀の空間構造の設計者となる若者から、新国立競技場のための新しい空間構造のアイディアを募るデザイン競技を開催しました。
コンペは世界各国から57作品の応募がなされ、その中から最終的に5作品を選出しました。入選作品を下記facebookページに掲載しておりますので、ご覧ください。
※IASS:International Association for Shell and Spatial Structures(シェルと空間構造に関する国際会議)はエドゥアルド・トロハが設立したシェルや軽量立体構造、大規模集客施設、構造形態やその技術に関する世界最大の国際会議です。本年2016年9月26-30日に、15年ぶりに日本(東京大学)で年次大会が開催されます。