[4月17日 (木) ] 建築情報学ゲスト講演 18

Trans-bodied Knowledge – Augmenting spatial perception through haptic wearables
Efilena Baseta and Marco Palma, Christos Marantos
日時:2025年4月17日(木) 17:30~19:30
会場:工学部11号館 1階 HASEKO KUMA HALL map
主催:池田靖史建築情報学研究室
建築家でありコンピュテーショナル・デザイナーでもあるエフィレーナ・バセタとマルコ・パルマが、ピアニストであり作曲家でもあるクリストス・マラントスとともに、現在進行中の芸術研究プロジェクト「Trans-bodied Knowledge-触覚ウェアラブルによる空間知覚の拡張」の展開を紹介します。
現在、デジタル・コミュニケーション・ツールによって発信される多くの情報は私たちの視覚を主な対象とすることで空間知覚を弱めています。そこで彼らの芸術的研究プロジェクトは身体を通して知識を生み出すために、他の感覚(動き、音、方向など)を誘発することに焦点を当てています。そのために選択された媒体は楽しく感覚的に使える道具となるように作られたコンピューテショナルな触覚装着デバイスです。この身体装着装置は、Ⓐ芸術的な方法による建築教育、Ⓑワークフローやメディアにアナログとデジタルを組み合わせたマルチモーダルなパフォーマンスによる社会の2つの側面においてデジタル技術の影響に対する意識を高めています。彼らの学際的なチーム(建築家、エンジニア、アーティスト)はデジタル技術の物理的な性質を批判的に促進することを目的としており、最終的には人々を自分自身や環境に近づけることができます。
このトランスボディード・ナレッジは、ウィーン工科大学芸術デザイン研究所の三次元デザイン・模型制作研究ユニットで行われている芸術研究プロジェクトで、オーストリア科学基金の助成を受けています。
入場無料 予約不要 講演は英語です なおオンライン視聴をご希望の方は下記にお問い合わせください。
問い合わせ先: 建築情報学研究室 学術専門職員 ハージェイー・アラストゥー arastoo@arch1.t.u-tokyo.ac.jp