CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展05

CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展05
私たちは、自然物や人工物をつなぐ「かたち」の原理を探求しています。折る・編む・詰むといった操作を通じて、粒子、繊維、曲面構造、セル構造、動的ふるまいなど、形の次元が自在に変化するしくみは、自然界に広く存在し、芸術の創造にも深く関わっています。この探究は、手を動かして物をつくる実践から始まり、幾何学や非線形数理の視点による構造の理解、自然現象の観察と分析、計算科学を用いた設計と検証、そして未来社会を見据えた応用の構想へと展開してきました。
創造のプロセスは、決して一直線には進みません。試行錯誤の中で生まれるArtifacts──意図を超えた副産物──には、予期せぬ美しさや構造、そして新たな問いが潜んでいます。こうした副産物こそが、芸術・科学・工学・情報・数学といった領域をつなぎ、未来の人工物設計や社会のあり方に新たな可能性をもたらす核であると私たちは考えています。
つながるかたち展05は、こうした創造のプロセスを可視化する場です。国内外の作家、研究者、開発者による取り組みを通じて、芸術・科学・産業の領域を横断する「つながるかたち」の広がりをご紹介します。
開催情報
会期:2025年10月18日(土)〜12月14日(日)
時間:13:00~19:00
入場無料 金・土・日・祝日(11月3日, 11月24日)のみ開館
月・火・水・木曜は休館
会場:〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学 生産技術研究所 S棟1階ギャラリー
主催:「つながるかたち」展実行委員会
共催:東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部、東京大学 生産技術研究所、学術変革領域研究(B)「折紙がつなぐ」、東京大学 駒場博物館
後援:東京大学芸術創造連携研究機構
協力:荒川技研工業株式会社、Ars Electronica Futurelab、Austrian Science Fund、川上産業株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社豊田中央研究所、株式会社日建設計、公益財団法人 能村膜構造技術振興財団
本展示は以下の支援を受けています
JST 創発的研究支援事業 JPMJFR232T、JSPS 学術変革領域(B) JP24B024、JST ASPIRE JPMJAP2401、JSPS 基盤研究(S) JP22H04954, Austrian Science Fund Grant 10.55776/AR590
お問い合わせ
tachilab-info-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp














