建築情報学ゲスト講演 ハンク・ヒースラー

デジタル・サスティナビリティ ー次世代の建築生産を考える

建築情報学特別講演シリーズ(12) ハンク・ヒースラー
日時:2024年3月7日(木)11:00~12:00 
会場:工学部11号館 1階 HASEKO KUMA HALL map
主催:池田靖史建築情報学研究室

Hank Haeusler

建築環境分野では、より広い生態系に貢献しながら収益性も追求し、経済的、社会的、環境的目標を通じ持続可能な方法による運営にへ、ますますプレッシャーが高まっている。2050年までにネットゼロの目標を達成するためには、排出物や廃棄物の発生を最小限に抑え、より少ない材料でより多くの人間のために建物を建設することで、建設プロセスを脱炭素化する必要がある。本講演では、デジタル化が持続可能性を強化するという交差点を持つ「ツイン・トランスフォーメーション/ツイン・トランジション」としてデジタル・サステナビリティを展開するARC次世代建築製造センターの考え方と今後の取り組みについて紹介する。25名の博士課程の学生を通じてデジタル・サステイナビリティをどのように研究するこのセンターで、AECセクターの生産性と効率性を持続可能な形で向上させているかについて説明する。

建築家ハンク・ヒースラー准教授(博士)は、オーストラリア・シドニーにあるニューサウスウェールズ大学(UNSW)のARC ITTC 次世代建築生産センター(Arch_Manu)ディレクターであり、3Dプリンティングに関する研究室助成プロジェクト、UNSW AI Instituteでも副所長を務めている。UNSWシドニーでは、世界初のコンピュテーショナル・デザイン学士号を創設。コンピュテーショナル・デザインの研究者、教育者、起業家、デザイナーとして150以上の学術論文を執筆し、1600万豪ドル以上の研究資金を集めている。また、AECセクターのプラットフォームであるGiraffe Technologyの研究、先見、革新の責任者であり、複数の大学で国際的に講義を行っている。


入場無料 予約不要 講演は英語ですが自動翻訳字幕を利用します なおオンライン視聴をご希望の方は下記にお問い合わせください。 
問い合わせ先: 建築情報学研究室 学術専門職員 ハージェイー・アラストゥー arastoo@arch1.t.u-tokyo.ac.jp

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