松田 雄二
松田研究室では、建築や都市空間がどのようにユーザーのニーズを受け止めているのか、またそもそもユーザーのニーズはどのようなものなのか、実際の場面において確かめることを目的として、建築計画学的な視点から調査研究を行っています。
現代の日本は、高齢化の急速な進展や少子化の進行などに象徴されるように、社会が劇的に変化しています。そのなかで、これまで「あたりまえ」のものとされてきたユーザー像は、実は極めて限定的なものだったと考えています。本来、建築計画学として考えなければならないユーザー像は、極めて多岐にわたり、そのニーズも様々です。
このような、多様化するユーザー像を解き明かすことから、建築や都市環境に求められる要件を再定義し、結果として各種施設や都市に求められる建築計画の姿を明らかにすることを目的として、調査研究を行っています。
具体的に、現在主に行っている研究には、以下のものが含まれます。
・障害者の地域居住環境
・視覚障害者の歩行環境
・医療・福祉施設計画
・ユニバーサルデザイン
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