May Festival Pavilion 2025
パビリオン2025 木の枝や葉を近くに感じることができる スラブの様子 パビリオンとともに、いくつかの椅子も制作 学生へのアンケートをもとに建築学科について紹介 足元にも各授業の紹介が…!
2025年5月24日、25日に行われた第98回五月祭で建築学科有志によるパビリオンが展示されました。
今年のパビリオンは「半屋外空間」をテーマとしました。工学部広場の中央に立つイチョウの木の下は、葉の隙間から光が差し込み、温もりと落ち着きを感じさせる、自然がつくる半屋外空間となっています。そこに一枚のスラブを設置することで、人が集まり、通り抜け、木の周りにさまざまな景色が生まれました。構造ではロンドンペンギンプールの、薄い平板を捻って安定化させる方式を応用し、スラブの中央部をキャンチレバーとすることで、まるで宙に浮いているかのような軽やかさを実現しました。
また、屋内展示では、パビリオンの設計意図や構造・構法についての解説、建築学科の授業や活動の紹介を行いました。
大変多くの方に楽しんでいただき、五月祭総選挙の展示部門で第三位を受賞することができました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
最後に、ご協力いただいた皆様のおかげで、本パビリオンを無事に完成させることができました。心より感謝申し上げます。来年のパビリオンにも、ぜひご期待ください。