舘 知宏
研究室のテーマは、立体形状、構造機能の関係を明らかにし、新しい機能性を持つ構造物を生み出すことです。「折る」「詰む」「編む」といった身近な「かたち」を作ることを入り口として、幾何学、計算、パラメトリックモデリングを通して明らかにし、新規構法、展開構造物、機械的メタマテリアルなどの実現につなげます。平坦な状態と立体的な状態とを繰り返し変形できる仮設建築物や、形を変えることで熱・光・音響などの環境をコントロールできるデバイスなど、広い意味での「やわらかさ」を持った仕組みを作り出すことを目指しています。
専門分野
構造形態学、コンピュテーショナルデザイン、ファブリケーション
キーワード
折紙、切紙、組紐、籠編み、空間充填、多面体
計算幾何学、最適化、CADプログラミング、離散力学系
展開構造物、セルフビルド、自己組み立て、自己折り、セル材料、モジュラーシステム
2022-現在 教授, 東京大学 大学院総合文化研究科/大学院工学系研究科(兼担)
2018-2022 准教授, 東京大学 大学院総合文化研究科/大学院工学系研究科(兼担)
2010-2018 助教, 東京大学 大学院総合文化研究科
2010 博士(工学), 東京大学 大学院工学系研究科博士課程修了