大岡 龍三
建築都市環境工学、サステナブルエンジニアリング
大岡研究室の研究分野は、建築・都市空間の物理環境の予測・評価・制御手法の開発である。取り扱う物理現象は主、気流、熱移動、物質移動、放射等多岐にわたる。
この予測・評価手法は、
(1) 生活空間における様々な物理現象を記述する理工学モデルの開発、
(2) 開発された理工学モデルによる建築や都市空間における物理現象を予測するシステムの開発、
(3) 予測された結果が、人間環境や都市環境、地球環境等に及ぼす影響を評価するシステムの3 つからなる。この予測・評価システムにより最適な環境制御手法の設計が可能となる。
具体的な研究テーマは、
1) 都市のヒートアイランド現象の解明と制御、
2) 屋外温熱空気環境の最適設計、
3) 都市のエネルギー代謝・物質代謝の解明、
4) 建築・都市空間における自然・未利用エネルギーの利用法、
5) 建築・都市の省エネルギーシステムの開発、
6) 伝統的な建築設計手法を利用したサステナブル建築の設計と評価、等である。