宮田 翔平
専門は建築設備・建築環境、スマートビルシステム。
建築物の運用時において,空調システムをいかにして良い状態にするかを考えています。単体建物の空調システムに限らず,複数建物や電力系統全体まで視点を拡げた課題意識をもつようにしています。システムシミュレーションやメタデータモデルの構築、各種アルゴリズム(深層学習・メタヒューリスティクスなど)の利用を通して課題解決に取り組んでいます。
略歴
2015年 東京大学工学部建築学科 卒業
2017年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 修士課程修了
2017年 日本学術振興会特別研究員 DC1 (~2020年)
2020年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 博士後期課程修了,博士(工学)
2020年 助教(建築環境学講座)
2023年11月より現職(特任講師,スマートビルシステム社会連携講座)
受賞
2015年 空気調和・衛生工学会 振興賞「学生賞」
2016年 空気調和・衛生工学会大会 優秀若手講演賞
2016年 The 3rd Asia Conference of IBPSA – Asim 2016, Best Paper Award
2017年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 常務委員賞
2018年 The 4th Asia Conference of IBPSA – Asim 2018, Best Student Paper Award
2019年 The 2nd International Conference of IASUR, Best Presentation Award
2019年 空気調和・衛生工学会賞 特別賞十年賞「ソニーシティにおける「エミッションZEB」を目指すCO2削減の取り組み」
2019年 JABMEE創立30周年学生コンペ 優秀賞
2019年 サステイナブルキャンパス推進協議会 第5回サステイナブルキャンパス賞『学生活動・地域連携部門』
2020年 東京大学大学院工学系研究科 研究科長賞(研究)
2023年 空気調和・衛生工学会賞 技術賞「高砂熱学イノベーションセンターにおける環境・設備計画と実施」
2024年 空気調和・衛生工学会賞 論文賞「自動制御ロジック・パラメータを考慮した空調システムのVAV・VWV・CO2 濃度制御の省エネ効果に関する研究」
2024年 空気調和・衛生工学会賞 論文賞「賃貸オフィスビルの脱炭素化に向けた施策シナリオ― CO2 排出係数の推移と複数施策の組合せに基づくケーススタディ―」
2024年 日本建築学会 奨励賞「動的 CO2排出係数に基づいたモデル予測制御による熱源機器の低炭素制御」
IBPSA (International Building Performance Simulation Association) Japan 副会長