山田 哲

Yamada

専門は、鉄骨構造、耐震工学、免震構造、制振構造。
鉄骨構造および耐震工学に関わる、実験および解析による研究を幅広く行ってきた。併せて、鋼材を活用した免震構造や制振構造に関わる研究も行ってきた。具体的な研究テーマとしては
(1) 鋼材および鋼部材の履歴挙動と繰り返し変形性能評価
(2) 柱梁接合部や柱脚など、鉄骨造建物における接合部の性能評価
(3) 大地震時にも鉄骨造建物の機能維持を実現する技術の開発
(4) 複数の大地震を想定した鉄骨造建物の耐震性能評価
(5) 水平2方向荷重を受ける免震装置の性能評価
などを行っている。

略歴
1988年3月 東京大学 工学部建築学科 卒業
1990年3月 東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻 修士課程修了
1990年5月 東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻 博士課程中退
1990年3月 東京大学 工学部建築学科 助手
1994年10月 博士(工学) 東京大学論文博士
1998年9月 東京工業大学 建築物理研究センター 助教授・准教授(途中職名変更)
2014年4月 東京工業大学 建築物理研究センター 教授
2016年4月 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授
2020年4月 東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻 教授

受賞
日本建築学会 奨励賞 「局部座屈を伴う箱形断面鋼部材の劣化域を含む終局挙動・局部座屈を伴うH形断面鋼部材の劣化挙動」 (山田 哲) 1995年8月
第15回日本免震構造協会賞 技術賞 「東北地方太平洋沖地震を経験した免震U型ダンパーの残存疲労性能の調査及び残存疲労性能評価法の確立」(小西克尚,川村典久,村上勝英,染谷朝幸,山田 哲) 2014年6月
日本建築学会賞(論文) 「鋼部材の終局挙動解明と鋼構造剛接骨組の終局耐震性能評価」(山田 哲) 2016年5月
第18回日本免震構造協会賞 技術賞 「水平2方向外力を受ける免震構造用U字形鋼材ダンパーの損傷評価法」(山田 哲,吉敷祥一,ENE DIANA,焦 瑜,小西克尚) 2017年6月

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