吉岡 英樹
専門分野:建築防火工学、都市防火
建築防火工学を専門とし、材料・部材の燃焼性状、火災時のガス毒性、火災試験方法・予測技術の精緻化、市街地火災性状等を研究しています。近年関わって実施している、具体的な研究テーマは、下記の通りです。
1.可燃性外装の燃え拡がりの解明と対策に関する研究(英国グレンフェルタワー等に代表される超高層建築物のファサード火災も対象に含む)
2.外装用難燃処理木材の火災安全性能の持続性に関する評価と対策に関する研究
3.建築内装用サンドイッチパネルの火災性状の評価と対策に関する研究
4.工事中の溶接・溶断火花が断熱材に飛散して発生する火災に関する有効な対策の検討
5.建築火災時における燃焼生成ガスの有毒性評価および避難安全設計への応用
6.小規模火災試験時におけるデータ計測の精度向上に資する技術的検討
7.火災CFD・小規模試験データ等を活用して実規模火災性状を精密に予測する手法の開発
8.大地震・強風時等に発生する市街地火災の延焼拡大に係る精緻な予測手法の検討
東京大学卓越研究員(令和3年度)
https://www.u-tokyo.ac.jp/excellent-researchers/member/r3_yoshioka.html
日米共同研究(建築ファサードの激しい火災性状に関する実験的解明及び精緻な予測技術の開発)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22KK0062/