東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻

Shohei Miyata, a second-year master’s degree in Akashi Laboratory, was awarded at the international conference.

2016年11月27日から29日に韓国済州島にて開催された国際会議the 3rd Asia Conference of International Building Performance Simulation Association (ASim2016)において、本専攻赤司研究室修士2年の宮田翔平君がBest Paper Awardを受賞いたしました。
本会議は建築物性能のシミュレーションに関する国際学会International Building Performance Simulation Association (IBPSA)のアジア会議で、2年に1回開催されます。

研究題目は「Probabilistic distribution of system performance output from BEMS by heat source system simulation incorporating error consideration」です。

内容としては空調用の熱を生産・搬送するシステムである熱源システムの詳細なシミュレーションを構築し、そこに計測や制御に関する誤差を組み込み、システム性能の確率分布を算出することで、Building Energy Management System (BEMS)から得られるシステム性能の評価を可能としたものです。本研究は、BEMSデータのさらなる活用による熱源システムのコミッショニング(性能検証)の高効率化や不具合検知・診断の手法確立といった熱源システム運用の高効率化に寄与することが期待されます。

Closing