Lecture Series 2024 “Looking at Architecture from Half the Outside of Architecture” Part 3 (Guest: Kazushi Fujii)
生産技術研究所及び建築学専攻に所属し、主にデジタル空間記述の技術開発および体系化を研究している豊田(啓)研究室が開催するレクチャーシリーズ2024、6/6(木)18:30-20:30に開催する第3回は、森林総合研究所 主任研究員として土の研究をされている藤井一至さんをお迎えします。
藤井一至さんは、今話題の土壌学者です。『大地の五億年 土とせめぎあう生きものたち』、『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土を求めて』などの、初心者でも読みやすい本の執筆などを手掛け、知っているようで知らない土への理解を体系的に深めるきっかけを提供されています。食や住、環境など多様な形で、あらためてサステナビリティという概念やあり方を、まさに地に足がついた形で見つめ直す上で、ご本人から大変貴重なレクチャーをいただける機会となっています。この機会をぜひお見逃しなく!幅広い皆さまのご参加をお待ちしております。
藤井一至さんプロフィール
土の研究者。森林総合研究所主任研究員。1981年富山県生まれ。京都大学農学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、現職。インドネシアの熱帯雨林からカナダ極北の永久凍土までスコップ片手に飛び回り、土の成り立ちや持続的な利用方法を研究している。第一回日本生態学会奨励賞(鈴木賞)、第三十三回日本土壌肥料学会奨励賞、第十五回日本農学進歩賞受賞、第三十九回とやま賞、第二十七回日本生態学会宮地賞。著書に『大地の五億年 土とせめぎあう生きものたち』(山と渓谷社)、『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土を求めて』(光文社、第七回河合隼雄学芸賞受賞)など。
形式
ハイブリット開催(会場・オンライン、事前予約制)
注)現地での聴講を希望される方は、できるだけ3日前までに登録をお願いします。
本レクチャーは主に学生向けに開催するため、会場枠を学生に優先的に席を配分した上で、残分を一般聴講の方に抽選で割り振りさせていただきます。現地聴講の当否は2日前にお送りします。(現地聴講を希望されていた方でも上記席数の都合上、オンライン聴講をお願いをすることがある旨ご了承ください)
会場
東京大学本郷キャンパス 工学部11号館 HASEKO-KUMA HALL講堂